小売業やリサイクル業,
新聞や保険の勧誘などは
個人宅や会社などに
訪問して営業をかけたり
テレマーケティングなどで
顧客を獲得することができます。
いわゆる「 飛び込み営業 」 と
呼ばれるものです。
一方
探偵や消費者金融など は
どうでしょう。
いきなり
個人宅に飛び込み営業をかけて
「 おたくの旦那様や奥様の素行や
浮気の調査はどうでしょう? 」
とか
「 年18.00%でお金貸しますよ! 」
なんて言って訪問しても
顧客獲得の費用対効果は
低いですよね。
探偵や消費者金融と同じく
まあ,探偵の場合は
法律事務所などに
飛び込み営業をかける
ケースもありますが・・・。
弁護士や司法書士 などの士業
医師や歯科医師 など の
クリニックなどは
基本的には
「 待ち 」 の商売 です。
しかし
ただ待っていても
クリニックや事務所の
存在を知らせなければ
顧客獲得はできませんので。
広報戦略が重要 になってきます。
昔からある手段 としては
新聞広告,情報誌,ポスター,
チラシ,ダイレクトメールの他
テレビやラジオのCMなど があります。
最近 では
ウェブ もそれらに加わり
広報のツールとして
非常に多く利用されています。
では
これらのツールを使っての
広報戦略の中身 ですが
特に探偵業などの
伝統的手法 として
言葉は悪いですが
「 不安をあおる 」 手法 が
あります。
つまり
「 放っておくと
大変なことになりますよ!
だから今のうちにお電話を …。」
なんていう文句です。
最近は
探偵業者 や
シロアリ等の駆除業者など に限らず
法律事務所や司法書士事務所の
過払金の広告やCM で
似たような広告を見ますし
このようなストレートな物言いでなくても
同様のニュアンスに感じとれる
テレビやラジオのCMを見ます。
「 過払金のありそうな方は
お電話ください。」 と
活字情報ならば
ごく普通の文言ですが
ここに 音声情報を加え
この文言に
抑揚を付けて しゃべったり
スリリングなBGMや効果音 を加えれば
受け手からすれば
印象ががらりと変わります。
テレビやラジオでの
法律事務所 や 司法書士事務所 の
過払金のCM では
受け手に対し
まくし立ててせかすような
物言いで作られている ことが
目につくようになりました。
これは
クライアントである
法律事務所や司法書士事務所の注文で
広告会社を通して制作されていると
思います。
僕なんかは
ああ
探偵のやつと同じ手法で作ってるな。
なんて思いながら
見てますが・・・。
これはあくまでも
個人的な感想で
他の方はどうとらえているのか
わかりませんが
過払金と関係のない者が
テレビなどで
あの,せかされるようなCMを見ると
非常に不快に感じるんですが・・・。
“ せっかく,くつろいで
テレビを見てるのに・・・と。 ”
少しえげつなささえ感じますが
弁護士人口は増えるし
司法書士とも職域が被るしで
こう言っちゃ悪いですが
相手がヤミ金や090金融などで
なければ,比較的簡単で
経験が浅くても
できるような案件が多く
参入障壁が低いしね。
それでも
事件処理の仕方で
できる先生と,そうでない方と
ハッキリしているので
依頼人の利益に
大きく差が出る場合がある
ということは
確実に言えます。
最終的には中身が勝負
ですが
顧客誘致の入り口として
これから,
顧客獲得のマーケティング戦略 を練って
「 あおるようなCM 」 の手法
なんかも取り入れて
何でもやらないと ― 。
ただ,試験に合格しただけでは
メシの食い上げになる
というほど
サバイバルな状況下に置かれている
現れであると感じつつ
CMを見てしまいます。
でもちょっと
うっとうしいCMですよね ・・・。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。
CMを見てしまいます。
でもちょっと
うっとうしいCMですよね ・・・。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。