以前に
大物歌手が薬物使用の疑いで
警視庁が逮捕状を取ったとの
報道がありました。
その歌手が警察に向かう前に
テレビのワイドショーにおいて
芸能レポーターとの
電話のやり取りで
「 自分は監視され
会話も盗聴されている 」 と
訴えていたことを覚えています。
そこで今回は
個人宅の盗聴器発見調査 について
書いてみたいと思います。
探偵の業務 の一つに
盗聴器発見( 盗発 ) の調査 が
あります。
これは
個人・法人を問はず
「 盗聴器を仕掛けられているらしい 」
として 依頼 があった時に
探索・除去 する調査です。
僕は最近テレビをあまり観ないので
ハッキリわかりませんが
確か10年以上前に
「 盗聴器発見の仕事 」 を扱った
2時間スペシャルの番組が
ありました。
内容 は
機材が登載された
ワゴン車が街や住宅地を巡回して
怪しい電波を感知すると
その電波が発信されている宅へ
向かいます。
そして家主に説明・交渉して
盗聴器を探索させてもらいます。
探索の結果
「 こんな盗聴器が
仕掛けられていました。」
などと言って
盗聴器を発見してもらった宅の側も
その後のインタビューで
「 こんなものが仕掛けられて
いたなんてねぇ。
でも
見つけてもらってよかったです。」
と,安堵して
一件落着 というものです。
でも
このテレビを観ていて
真実はわかりませんが
どうも
“ ヤラセっぽくて胡散臭い ”
と感じましたね。
その理由 として
盗発だけをやっている業者の
運営が成り立つほど
個人宅に
たくさんの盗聴器が
仕掛けられているものなのか。
しかも
盗聴器の探索・除去のみで
その宅の主と家族は
本当に安心なのか。
要するに
盗聴器の電波は障害物等もあり
クリアには,
そう遠くに飛ぶものでなく
近くで聞いている者がいること。
それと
誰がどういった目的で
仕掛けたのか。
通常
仕掛けるには
宅内に入り
電源を取る必要がありますから
不特定多数の者が仕掛けるのは
難しい と思われます。
それを解決しないと
不安を払拭できないのでは?
と,思います。
さらには
盗聴器が仕掛けられている
疑いがあるといって
訪問しているのに
仕掛けられているその宅内で
話をするのは
プロとしておかしい。
話すときは
筆談か
場所を変えて説明 しないと
誰かに聞かれている
可能性が十分にありますよね。
そう思いませんか?
プロの仕事としての配慮が
あまりにも欠けています。
とういように
この手の番組への疑問には
際限がありません。
そう考えると
テレビ局と業者が
一般人の
「 不安をあおる 」 ように
仕組んだ番組 であるということを
勘ぐってしまうのですが・・・。
探偵の仕事 としては
盗発の依頼があった場合 に
誰がどういった目的で
仕掛けたのか
あるいは
依頼人が
なぜ盗聴されていると
思ったのか
その辺の 問題解決が重要 に
なってきます。
先ほどのような
番組の放送があると
一時的に盗発の依頼が増えます。
最近は
医療や法律系の番組が多く
医師や弁護士のテレビ出演 が
多くなっています。
その理由は
そういった 宣伝効果 があるので
各業界団体と放送業界が
組んでいるものと想像します。
盗聴器発見のTⅤ番組も
それと似ていると思います。
正直言って
一般人の個人宅での盗発の結果 は
盗聴器なんか
ほとんど出てきません。
あったとしても
依頼人の彼氏などが番組に影響されて
浅知恵で通販などから
電池式の盗聴器 を買ってきて
仕組まれたものが発見された。
なんていう事例もあった
という程度ですよ。
そういう人は
盗聴器は電源がないと起動しない
ということは
わかっているらしいのですが
電池やバッテリーはなくなる。
という認識がないのか
「 スパイごっこ 」 をしたいのか
わかりませんけどね・・・。
個人の依頼人から
盗聴されているとか
誰かから監視されている
人が別の部屋で聞いているのを見た。
などといった依頼を受けた場合の
対応として。
調査の原則 は
先入観は真実の発見を曇らすので
捨てなければなりません。
それと
調査の際の
誘導尋問もまた真実を歪める
場合があります。
でも
最初にヒアリングをして
プロの洞察力から
これはないな。
なんて思っても
調査時はむしろ
機材を大量に導入するなどして
大げさに調査をします。
依頼人に
ここまでやってもないのだから
ないのだろう。
と思わせることが重要です。
盗聴・盗撮され
誰かに見られている。
との,依頼があり
その話のつじつまが全く合わなく
そんなことはありえない
妄想だと判断 しても。
調査前から
ないと思いますと言ったり
軽く調査をしてはいけません。
これは
霊能力者と同じケース で
自分に見えないだけで
本人には見えている のだから
必ずしも本人が
故意にうそをついているとは
限りません。
冒頭の
大物歌手と同様のケースも
ありますからね。
それは
捜査機関や医師にお任せ して
探偵 は
その依頼人の
問題を解決することに専念して
依頼人を安心させればよい のです。
以上は
個人の依頼人のケース です。
しかし
法人からの依頼については
結果が全く異なります。
これについて書き始めると
長くなりそうなので
また回を改めて
書きたいと思います。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。
それと似ていると思います。
正直言って
一般人の個人宅での盗発の結果 は
盗聴器なんか
ほとんど出てきません。
あったとしても
依頼人の彼氏などが番組に影響されて
浅知恵で通販などから
電池式の盗聴器 を買ってきて
仕組まれたものが発見された。
なんていう事例もあった
という程度ですよ。
そういう人は
盗聴器は電源がないと起動しない
ということは
わかっているらしいのですが
電池やバッテリーはなくなる。
という認識がないのか
「 スパイごっこ 」 をしたいのか
わかりませんけどね・・・。
個人の依頼人から
盗聴されているとか
誰かから監視されている
人が別の部屋で聞いているのを見た。
などといった依頼を受けた場合の
対応として。
調査の原則 は
先入観は真実の発見を曇らすので
捨てなければなりません。
それと
調査の際の
誘導尋問もまた真実を歪める
場合があります。
でも
最初にヒアリングをして
プロの洞察力から
これはないな。
なんて思っても
調査時はむしろ
機材を大量に導入するなどして
大げさに調査をします。
依頼人に
ここまでやってもないのだから
ないのだろう。
と思わせることが重要です。
盗聴・盗撮され
誰かに見られている。
との,依頼があり
その話のつじつまが全く合わなく
そんなことはありえない
妄想だと判断 しても。
調査前から
ないと思いますと言ったり
軽く調査をしてはいけません。
これは
霊能力者と同じケース で
自分に見えないだけで
本人には見えている のだから
必ずしも本人が
故意にうそをついているとは
限りません。
冒頭の
大物歌手と同様のケースも
ありますからね。
それは
捜査機関や医師にお任せ して
探偵 は
その依頼人の
問題を解決することに専念して
依頼人を安心させればよい のです。
以上は
個人の依頼人のケース です。
しかし
法人からの依頼については
結果が全く異なります。
これについて書き始めると
長くなりそうなので
また回を改めて
書きたいと思います。
以上
読んでいただき
ありがとうございました。